2016.3.7
こんにちは、ジャムデザインの横山です。
前回私が担当したスタッフブログの続編で、
今回もコンビニプリントについてです。
というのも・・・
クライアントから依頼されたデザインがほぼ決まりつつあり、
これは一度テスト印刷してみようと思い、コンビニでプリントしてみたのです。
制作したデザインの背景にうっすらと模様をつけてあるのですが、
どうやらコンビニのプリンターでは反応してくれないみたいで・・・。
前回私が担当したブログにて
意気揚々とお伝えしましたが、全くCOMPLETEではないですね。
そこで、またまた
前回同様テスト用のデータを準備。
C(シアン) M(マゼンタ) Y(イエロー) K(ブラック) を%分けし、
どこまでコンビニプリントが反応してくれるのか・・・。
前回のブログより、データ形式はPDFを用意し、コンビニA社へ!!
上の画像がコンビニにてプリントし、スキャンしたものです。
補足ですがプリントしたものをスキャンしたため実際のプリントよりも薄くなっています。
比較対象として下の画像が印刷する前のテストデータです。
実際のプリントされた紙面を見ての感想ですが、
スキャンデータを見ると10%はCMYKほぼ見えませんよね。
実際の紙面もY、Kはほぼ見えません。
C、Mは本当にうっすら認識できるレベル。
Yに至っては50%も薄め。
今回クライアントに提案し、印刷されなかった背景はY系の色味。
では打開策はと・・・。
つまりはモニターで認識できる色味よりもコンビニプリントは薄くなるということ。
では背景を濃くするしかない。
ただ印刷がどう反応してくれるか不明なため、
色の濃さを調節したものを幾つも用意し、実際にプリント。
クライアントには事情を説明し、ご理解をいただいたうえで
その中から選んでいただくことになりました。
実際に色の濃度を変えたパターンをプリントしてみましたが、当初のイメージにかなり近いものは印刷できました。
ただ色の設定数値はかなり違いますが・・・。
モニターで確認するとかなり濃い色味ですが、コンビニプリントだと丁度良い。
なかなか無いとは思いますが、色を重視したものをコンビニでプリントする際には、
事前に幾つかテストプリントするのをオススメします。
モニターとのズレは生じますが近いものは印刷できると思いますので。
今回も非常に勉強になりました。
今後もコンビニプリントを使用するクライアントがいるかもしれませんし、
新たな問題もあるかもしれません。
なのでMISSION COMPLETEとは言いません。
また何かありましたらブログにてお話させていただきますね。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!!