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  • 2016.2.25

    『白馬森のわさび農園』さん

    わさび-21

     

    今春、観光農園としてオープンする『白馬森のわさび農園』さんへ伺ってきました。

     

    白馬森のわさび農園さんは、安曇野市でよく見る水の流れる所にある「わさび田」のイメージとはかけ離れた山の森の中にあり、今は雪に覆われています。

     

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    農園長の末春さんにお話を伺ってみました。


     

    -わさび田のイメージと全然違いますね。

    当農園では、『沢わさび』ではなく『陸わさび』を育てています。

     

    -わさびにも違いがあるのですか?

    『沢わさび』は水の流れるところで育てるわさびで、『陸わさび』は畑で育てるわさびってことです。種類は一緒で育て方により名前が変わるって、そういうことなんだわ。

     

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    ―なぜ、わさびを始めたんでしょうか?

    元々うちは建設会社をやっていて、新事業で始めたってことなんだわ。

    白馬村は冬や夏には観光客が大勢来るけど、春や秋には観光客が減ってしまう。そこで観光農園として始めようと、こういうわけだわ。

    はじめは育て方も分からないもんだから、車に毛布を積んで安曇野に行ったり、静岡に行ったり、東北に行ったり、日本でわさびを育ててるとこを見て回って研究して始めたってそういう事なんです。わさびは意外とデリケートなもんだから、試行錯誤してようやく思ったように育ってきたとこだだ。

     

    末春園長は現在64歳。とてもお元気です。

     

    ―北アルプスがとても綺麗に見えますね。

    あの北アルプスの雪解け水がここで湧き水で出てくるだ。土がジュクジュクしてるのはそういうことだだ。

    春はわさびの花も咲いて綺麗だし、スイセンも咲くし、夏は蛍が飛ぶんです。

     

    確かに自然豊かな環境とは思いましたが、蛍が飛ぶほど自然が豊かなんですね。

     

    是非沢山の人に、この農園内を散策してもらいたいと思います。

    今、準備を進めて5月くらいには来てもらってもいいようにしたいと思います。

    白馬の良さを知って貰ったり、わさびを食べて楽しんでもらったり、冬には園内をカンジキを履いて回ってもらったり、来てくれた人が喜んで帰ってくれるような農園にしたいと思ってるだ。そうだ、冬のわさびは甘いで、良かったら持ってくかい。

     

    この後、雪を掘ってわさびをいただきました。

     

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    実際に食べましたが、確かに強い甘みを感じました。わさびなのに甘い!という不思議な感覚で涙を流しながらいただきました。

     

    この春オープンの予定です。

     

    白馬森のわさび農園

    ■住所:長野県北安曇郡白馬村神城19520-1

    ■Facebookページ:白馬森のわさび農園

    ■ブログ:白馬森のわさび農園